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Image réelle du Moyen Age
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男たちが戦争に行ったあと

留守を守るのは女の役目

それも一国一城の主の奥さんともなれば

男顔負けで留守役の騎士たちを

とりしまらなければならない

そうなると奥さんたちも

いつまでも奥にひっこんでばかりはいられない

ときにはケンカの仲裁に入ったり

青二才の騎士なんか

アゴであしらえないとやっていけない

こうしていつのまにか

奥さんと騎士のあいだに

イケナイ関係が生まれていったらしい

宮廷愛の実体は

それほどきれいごとではなかったようだ

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男と女は微妙だ

プラトニックがいつのまにか

プラトニックではなくなる場合も多い


そして当時の領主の奥さんが

かなり発展家だったこともたしかである

なぜ、彼女たちはそんな自由をもてたのだろう

それは当時のヨーロッパでは

戦争が日常茶飯事だったからだ

とくに十字軍開始は

それに輪をかけた
プラトニックであるかぎり

主君は自分の奥さんと

若い騎士がイチャついていたからといって

やきもちを焼いて

騒ぎ立てるわけにはいかない

バカにされるだけだ

考えてみれば主君にとっても

騎士にとっても

ずいぶん損な役割
騎士たちが好き勝手に恋愛しても

よかったということではない

宮廷愛では騎士の相手はほとんど既婚者

それもたいてい主君の奥さんで

騎士より年上の場合が多かった

そんな年上の他人の奥さんに

ひたすらご奉仕しなければ

ならなかったのだ

だから好意は感じても

肉体的に結ばれることはすくない

なんといっても相手は

主君の奥さん

ヘタに手を出したら大変なことになる
では、精神的融合を説く宮廷愛の理想は

いったいどこから生まれたのか

結局、それは夫にかえりみられず

へんぴな城でさびしく暮らす上流婦人や

多数の売れ残った令嬢たちを

めあてに生まれたものなのだ

中世には女性の数が

男性よりも圧倒的に多く

女性がそうとう結婚難だったことは

都市の人口統計からもはっきりしている

そのうえ多くの男性が僧侶になったことは

女性たちにとって

不幸をさらに増していた
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